私にとって統合失調症とは?
私にとっての統合失調症とは、一言表すと「挫折」だった。
これ以外に無いという大きな夢の挫折。
普通に人間として生きる人生の挫折。
無論、病気になってからは、差別、虐待、色々なこともあったが。
夢の挫折。そして健常者として好きなことをやって生きる人生の挫折。
病気の症状が云々よりも、人間としての挫折という意味合いの方が格段に大きかった。
人生の大きな挫折、という面では統合失調症関係なく、様々な人が経験している事だと思う。
無論、そんな挫折を経験せずに済む人の方が大多数だろうが。
私は未だ立ち直れない。
これ以上に無かった私の青年の頃の将来の夢。
そして、バリバリに働いて好きなものに囲まれて、愛する人に出逢ってという理想の人生。
私は今、闘病生活でいっぱいいっぱい、手一杯だ。
次なる人生の目標なるものも見つけられない。
いや、もしかしたら人生に目標なるものなぞは必要ないのかも知れない。
日々を楽しく、慎ましく暮らせればそれで幸せ・・・
私は未だその境地には至れない。
毎日何をして生きればいいのか?
それを考え続ける事で毎日が過ぎてゆくような日々。
暗中模索の日々。
30代前半にして、隠居のような生活を送る日々。
世間様に対するせめてもの言い訳と慰めになっているのは、読書によるお勉強だけだ。
それすらも統合失調症の陰性症状で、読む気力が出ない事も多い。
早く良くなれという無言の家族からのプレッシャーもある。
私は、母親が私の症状がちょっと良くなったちょっと悪くなったで一喜一憂するその態度が嫌だ。
ものすごくプレッシャーになる。
話は飛ぶが、どうやって生きれば良いのだろう?
ロールモデルはいないのだろうか?
毎日何もせず、ぐうたらはしていないが、過ごしていていいのだろうか?
かと言って、私には人様に奉仕できる程の何かしらの飛び出たスキルはない。
せめて、ブログや私にできる事で誰かしらの心の慰めにでもなったらいいなあという想いがあるだけだ。
長くなったので、今日はこの辺で。